TOP ワインが進む最強レシピ 簡単レシピ付き!スパークリングワインがすすむ夏の【チーズアシェット】3品
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簡単レシピ付き!スパークリングワインがすすむ夏の【チーズアシェット】3品

2021.7.19

暑い季節になってくると、シュワシュワっとしたスパークリングワインが飲みたくなるもの。つまみも、火を使わずに簡単に作れる一品が重宝します。

そこで「プラトー以上お料理未満」がコンセプトの“チーズアシェット”の夏バージョンをお届けします。ちょっとエキゾチックで泡にピッタリな3品の作り方とともに、編集部おすすめのスパークリングワインも併せてご紹介します。

【チーズアシェット】とは?
コンセプトは「プラトー以上お料理未満」。フランス語の「Assiette de fromages(チーズの小さな盛り合わせ)」 を元にした造語で、副食材や調味料を使ってひと手間加えたおつまみのようなものを意味します。チーズプロフェッショナルの資格を持つ料理研究家の小野孝予さんが提唱しているチーズの食のスタイル。詳しくは こちら をチェック!

和風セルヴェル・ド・カニュ

「セルヴェル・ド・カニュ」はフランス・リヨンの郷土料理。直訳すると「絹織職人の脳みそ」というちょっとビックリする名前ですが、フレッシュチーズのフロマージュ・ブランに生クリームを混ぜ合わせ、ハーブとニンニクを加えた料理です。

それを、ちょっと和風にアレンジ。

ショウガ、ミョウガ、大葉、青ネギをすべてみじん切りにして、フロマージュ・ブラン(水切りヨーグルトでもOK)に混ぜ、塩胡椒で味付けするだけ。それを冷蔵庫で少し置き、味がなじんだら、パンに塗ったり野菜につけたりして食べます。

さらにお好みで、ニンニク、淡口醤油、ハチミツ、ビネガー、オリーブオイルをプラスして、自分流にアレンジするのもOK!

草薫る!NZソーヴィニヨン・ブランの泡を

まるで草原の真ん中にいるような、さわやかな草やハーブの香りに包まれるソーヴィニヨン・ブランのスパークリング。いきいきとした透明感のある酸味があり、ミョウガやシソなどの薬味の香りにもぴったりです。

スティーンバーグ / スパークリング ソーヴィニヨン・ブラン N.V.
産地
南アフリカ / コースタル地方 / コンスタンシア
品種
ソーヴィニヨン・ブラン100%
タイプ
スパークリングワイン - 辛口 - ミディアムライト

枝豆のパリパリチーズ

コンビニやスーパーでも買えるスライスチーズの“とろけるタイプ”。これに枝豆をプラスした一品です。

まず、茹でた枝豆をさやから出し、できれば薄皮も取り除いておきます。次に、耐熱皿にクッキングシートを敷き、とろけるタイプのスライスチーズを1枚のせ、枝豆を適量並べて、上からチーズをもう 1 枚重ねます。

これを600Wの電子レンジで約3分加熱。レンジから取り出し、冷めて硬くなってから、食べやすい大きさにカットすれば完成です。

ワイン上級者にも初心者にもお薦めのプロセッコを

青リンゴの爽やかな香りが印象的で、余韻にはほのかにビターなニュアンスも。アペリティフ全般に合いますし、魚介を揚げたフリットミストやポテトチップスのようなスナックとも合うので、枝豆&チーズのこのアシェットにもぴったりです。

2019 プロセッコ・ミレジマート/ヴィーニャ・ドガリーナ
産地
イタリア・ヴェネト州
品種
グレラ100%
タイプ
ライトボディ辛口 スパークリング(白)

ピータン・ブッラータ

繊維状のフレッシュチーズと生クリームをモッツァレラで包んだブッラータは、日本でもここ数年で人気のチーズに。イタリアからの輸入だけでなく、日本のチーズ工房で作られたものも増えてきました。

塩とオリーブオイルでシンプルに食べたり、季節のフルーツを合わせたりするのが定番の食べ方ですが、今回はなんと中華風に。

「ピータン豆腐」の要領で、器にブッラータとスライスしたピータンを盛りつけ、醤油とラー油をかけて、香菜(パクチー)をのせるだけ。豆腐よりもミルキーでコク豊かなので、スパークリングワインとの相性も抜群です。

爽快感と熟成感が併存する赤スパークリングを

ブラックベリーの果実味や黒胡椒などのスパイスの香り、全体を引き締める渋みが調和したオージー・シラーズの泡。ピータン独特の熟成香や塩気、ブッラータの濃厚な乳脂肪のミルク感があるこのチーズアシェットと合わせると、料理のソースのような印象にも。

ダーレンベルグ / ザ・ペパーミント・パドック スパークリング レッド N.V.
産地
オーストラリア / 南オーストラリア州 / マクラーレン・ヴェール
品種
シャンブルサン72%、シラー14%、グラシアーノ13%
タイプ
赤スパークリングワイン - 中辛口(セミドライ) - ミディアムフル

泡ワイン&チーズで、夏も豊かな時間を

スパークリングワインとともに、夏気分を堪能するチーズアシェットの3品。「夏にチーズは重たくて胃がもたれそう」と思われそうですが、フレッシュタイプのチーズを中心に考えると、爽やかな味わいのつまみがまだまだ生まれそうです。

小野孝予さんが提案するものだけでなく、チーズアシェットのコミュニティでは色々な方が、季節を感じながら、手軽に楽しめるものを紹介しています。

チーズアシェットにご興味のある方は、ぜひ下記の情報もチェックしてみてください。

■チーズアシェット(チーズプロフェッショナル協会公式)
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協力:NPO法人チーズプロフェッショナル協会(C.P.A.)
チーズの普及啓蒙を目的に、2000年に発足した特定非営利活動法人。「チーズプロフェッショナル資格認定試験」や「チーズ検定」といったチーズの正しい知識と技術を広く伝えるための活動のほか、日本独自のチーズ文化を創造していくこと、またチーズに関わる全ての人たちを応援するということをミッションに活動している。

 

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wine@MAGAZINE編集部
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